昭和の失恋ソング。愛され続ける、恋の名曲
昭和の名曲の中から、人気の失恋ソングを紹介します。
昭和の恋愛ソングを探している方はもちろん、失恋した気持ちにリンクする曲を聴きたいという方にオススメです。
昭和の曲ではありますが、令和になってもカバーされている知名度の高い曲や、失恋ソングの定番として幅広い年齢層に愛され続けている名曲も多いです。
当時聴いていた方も、そうでない方も、きっと共感できる部分があると思いますよ。
ぜひ一度、聴いてみてくださいね!
もくじ
昭和の失恋ソング。愛され続ける、恋の名曲
MPRINCESS PRINCESS
いつまでも同じ時間を過ごしていたかったという、願いと後悔。
忘れようともがく姿が描かれた、プリンセスプリンセスの代表的な楽曲です。
メンバーの、富田京子さんの失恋をきっかけに作られた、仕返しの意味が込められた曲というエピソードも有名ですね。
ピアノの音色が中心となり、バンドが加わっていき力を増していく展開からは、感情の高まりや抑えきれない思いが伝わってきます。
忘れようとするほど思い出がよみがえってしまうような、悲しみが連鎖する姿、心の痛みが強く表現された楽曲ですね。
(河童巻き)
愛はかげろう雅夢
幻のように、自分の前から去っていった愛しい人。
その思い出に苦しむ様子が表現された、雅夢による楽曲です。
切なさが感じられるおだやかなメロディー、心の痛みを表現したような鋭いエレキギターの音色が、悲しみの感情を鮮明に伝えてくれます。
歌詞は全体をとおして、後悔やさみしさの感情、愛しい人の姿を追い求める様子が描かれています。
最後まで悲しみの感情で構成されているところが、抱えていた感情の強さ、別れを受け入れられていない姿が伝わってくる楽曲ですね。
(河童巻き)
悲しみがとまらない杏里
大切な人を奪われてしまったことの悲しみ、この結末へのきっかけを作ってしまったことへの後悔が描かれた、杏里さんの代表的な曲のひとつです。
ブラスの音色が積極的に取り入れられたにぎやかなサウンドに乗せて、悲しみが歌われているところも印象的で、悲しみを抱えつつもポジティブに進もうとする姿もイメージされます。
気持ちがすれ違っていることに気づきつつも、知らないふりをしていたこと、必死につなぎとめようとしていたことなど、結末までのストーリーがしっかりと描かれていることで、悲しみの感情がより鮮明に伝わってきます。
また、杏里さんの歌声がパワフルで、晴れやかさも感じられるところから、悲しみによりそって前へと踏み出す背中を押してくれる、応援歌のようにも感じられますね。
(河童巻き)
なごり雪イルカ
旅立っていく人を見送る様子、それにともなう感情の動きが表現された、門出と別れの楽曲です。
かぐや姫による楽曲として発表され、のちにイルカさんのカバーがヒット、幅広い世代に親しまれています。
ピアノとアコースティックギターで演奏されるのが定番の、おだやかなサウンドで、春の風のようなあたたかさも感じられます。
自分のもとから離れていく人を見送る、さみしさが描かれていますが、サウンドや歌声からは、晴れやかな雰囲気も感じられる、未来へ進もうとする意志が伝わる楽曲です。
(河童巻き)
難破船中森明菜
胸を締め付ける失恋のさみしい感情を、必死に忘れようとする姿が描かれた、中森明菜さんの楽曲です。
加藤登紀子さんの楽曲のカバーで、加藤さん本人から、中森さんに歌ってほしいとリクエストがあったというエピソードも印象的です。
失恋の痛みや、沈んだ心を表現したような重いサウンドに、中森さんの力強い歌声が重なることで、必死に前に向かおうとする姿がイメージされます。
別れたことに対して後悔が内容に、気持ちを切り替えようとする様子、未来へ向かっていこうとする力強い意志が感じられる楽曲です。
(河童巻き)